今回挑戦したタモリレシピは「豚のしょうが焼き(生姜焼き)」。
今までの常識を覆すしょうが焼きです。本当にとても美味しい。
タモリレシピの中ではカレーと並び有名なものだと思います。
こちら、既に様々なところで紹介されているため、原典を探すのに苦労しました。
恐らく2002年のラジオ「タモリの週刊ダイナマイク」が最初だと思われますが、もしさらに古い情報をお持ちの方がいらっしゃったらご連絡お待ちしております。
<2020年1月21日更新>
youtubeの動画も作りました!
ビール飲みながら作り方をのんびり解説しておりますので、よろしければどうぞ。
まだ投稿数が少ないですが、これから増やしていきますので、チャンネル登録もお願いしますm(_ _)m
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【原典】
① ニッポン放送「タモリの週刊ダイナマイク」 2002/10/6放送
② タモリ倶楽部「どこでも酒場シリーズ最終章!? ついに台所で飲む!!」 2008/7/25放送
①のラジオでは、タモリさん曰くタレを作る際に「砂糖」と「水」を少し入れる、と言っていました。
一方、6年後の2008年に放送された②では、砂糖と水を使っていません。
6年間の間にレシピが微妙に変わっていますが、今回私は砂糖を少し使っています。
その方がコクが出て美味しそうだったので。
ちなみに②のタモリ倶楽部は「台所で料理を作ってそのまま食べる」という企画でした。
しょうが焼きの他にも様々な料理が紹介されていました。
※この番組でタモリさんが作ったレシピ一覧
きゅうりの中華風漬け物
フルーツトマトとスナップエンドウのサラダ
アジマリネサンド
豚のしょうが焼き
【材料】
2人分
豚ロース 200g
玉ねぎ 半個
キャベツ 1/8個
小麦粉 適量
<タレ>
しょうが(すりおろし) 大さじ1〜2
醤油 大さじ2
みりん 大さじ2
酒 大さじ2
砂糖 大さじ1/2
【手順】
1. 豚ロースに小麦粉をまぶす
しょうが焼きと言うと豚肉をたれに漬け込むイメージがありますが、タモリさん曰く「漬け込むと肉が固くなるので絶対にやっちゃダメ」とのことです。
その代わりに、豚肉に小麦粉をまぶしておきます。
豚肉の旨味を閉じ込める効果があり、またタレが肉にまとわりついて味がしっかり付きます。
2. タレを作る
タレの材料を全て混ぜます。
醤油・みりん・酒は全て同じ量なので、肉が増えたら材料もその分等倍しましょう。
今回私は肉300gで作っているので、全て1.5倍の量で作りました。
しょうがはすりおろし。
私はしょうが好きなのでたくさん入れました。
3cm×3cmくらいの塊をすったので結構な量です。
もちろんチューブでも良いです。
3. 玉ねぎを切る
こちらについては特に論点はありません。お好きな形に。
私はいつもくし切りです。
4. 豚ロースを焼く
焼く時のポイントは下記2点です。
① 油は引かない(肉から油が出てくるから)
② あまり混ぜない(肉がバラバラになるから)
豚ロースの片面に焼き目が付いたら肉をひっくり返しましょう。
今まで私は肉をガチャガチャ混ぜていたのですが、混ぜずにじっくり焼き目を付ける感じで。
5. 玉ねぎ・タレを投入
肉の両面に焼き目が付いたら玉ねぎを投入し、玉ねぎに少し火が通って透き通ってきたかなというくらいでタレも投入します。
小麦粉とタレが相まってとろみが出てきたら完成。
火が通り過ぎると肉が固くなるので、あまり炒め過ぎない方が良いです。
玉ねぎのシャキシャキ感も少し残っていた方が良いですね。
6. 盛り付け
キャベツの千切りを添えて。
キャベツは切るだけでも勿論美味しいのですが、今回はレモンを絞ってサラダっぽくしてみました。
千切りしたキャベツに塩・ごま油・黒こしょう少々を振ってレモン半個を絞って混ぜるだけ。(これはタモリさんのメニュー外です)
これをしょうが焼きと合わせて食べるととても美味しいんです。
一口食べた瞬間に感じるのは、
「肉が柔らかい!」
でした。
今までのしょうが焼きは肉が固く感じることが多く、しょうが焼きはそういうものだという先入観があったのですが、それを打ち消すほど美味しかったです。
ちなみに今日のお供はギネスビール。
肉料理にはスタウト系のビールがピッタリ合うと思っています。
タモリさんは料理を作りながらビールを飲むのが旨いとしきりに仰っているので、私も習っていつもビール片手に調理しています。
今回のしょうが焼きですが、正直、今までどこの定食屋さんで食べたものよりも美味しくできました。ぜひ皆さんにも作って欲しいと思います。