今回のタモリレシピは「ピーナッツバター担々麺」。
「ピーナッツ」「くるみ」「ゴマ」「大豆」と4種類もの豆・ナッツ類を使った濃厚な担々麺です。
また、だしに関しても「いりこだし」「かつおだし」「昆布だし」と3種類をブレンドして作っています。
タモリレシピの最大の特徴である「複数の調味料を使うことによる複雑性」が最大限に発揮されたレシピと言って良いでしょう。
こちら、最初に言っておきますがめちゃくちゃ美味しいです。
作るのに若干手間がかかるせいか、ネット上であまり見かけることはありませんが、しょうが焼き・カレー等に肩を並べる名タモリレシピの一つです。
【原典】
タモリ倶楽部 2011/2/18放送 帰ってきた「どこでも酒場シリーズ」乾物屋で飲む
乾物屋さんに置いてある食材を使って出演者が料理を作りみんなで味見する、というコンセプトです。
今回紹介する担々麺は番組の最後で満を辞してタモリさんが作ったもの。タモリさん自身も「美味いなこれ」と絶賛していました。
【材料】2人分
<中華スープ>
水 6カップくらい
いりこだし 小さじ1
かつおだし 小さじ1
昆布だし 小さじ1
鶏がらスープの素 小さじ1
中華スープの素 小さじ1
(味王、ウェイパー、創味シャンタン等)
しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ1
塩 ひとつまみ
こしょう ひとつまみ
長ねぎ(青い部分)1〜2本分
<具材>
合挽き肉 150g
ごま油 小さじ1
ピーナッツペースト 大さじ1.5
くるみペースト 大さじ1.5
ごまダレ 大さじ1
豆乳 100cc
中華麺 2玉
長ねぎ(白髪ねぎとして)1/2本
ラー油 適宜
ピーナッツペーストとくるみペーストについては、番組内ではフードプロセッサーを使って作っていました。
しかし、我が家には残念ながらフードプロセッサーが無いため、ペーストを購入して使用します。
ピーナッツペースト。
でかい。
こちら、原材料は落花生のみなのですが、舐めてみるとほんのり甘いです。
そのままピーナッツバターとしてパンに塗って食べても美味しい。
また、くるみペーストは開封時点だとこんな感じ。
油が分離しているので、使用する前に混ぜる必要があります。
私は混ぜるだけで5分くらいかかりました(笑)こちらも大変濃厚です。
【手順】
1. 白髪ねぎを作る
最後に乗せる白髪ねぎを作っておきます。
2. 中華スープを作る
鍋に水を入れて沸かし、いりこだし、かつおだし、昆布だし、鶏がらスープの素、中華スープの素を投入します。
だしはスティック状に小分けになったものが便利ですね。
今回、いりこだし・かつおだし・昆布だしについてはこのスティックを一袋ずつ使っています。
その後長ねぎを加え、しょうゆ、みりん、塩、こしょうで味を整えます。
ここで味付けのベースはほぼ決まってしまうので、しっかり味を付けましょう。
感覚としては、
「このまましょうゆラーメンのスープとして使えるくらいの塩気」
くらいでちょうど良いかと思います。
中華スープが完成しました。
3. 挽き肉を炒める
フライパンにごま油を引き、合挽き肉を炒めます。
肉の色が変わったらピーナッツペースト、くるみペーストを入れて混ぜます。
肉味噌みたいな感じになります。
4. 炒めた肉に中華スープを入れ、ごまダレ、豆乳を入れる
炒めた肉に中華スープを注ぎ、よく混ぜます。
さらにごまダレと豆乳も入れて少し煮ます。
5. 中華麺をゆでる
ゆで方に指定は無いので、お好きな固さにゆでます。
6. 器に中華麺を盛り付け、中華スープを注ぐ
白髪ねぎを乗せ、ラー油を回しかければ完成です。
では、いただきましょうか。
超濃厚。
ベースがしっかりしているので、飽きること無く食べることができます。
また、ピーナッツ、くるみに加えてごまダレ・豆乳も加えており、何種類もの豆・ナッツの香ばしさが混じり合っていてとても美味しい。
あまりにも濃厚すぎて汁なし担々麺のようになってしまったので、後からスープを少し入れて薄めました。
スープを多めに作って、好みに合わせて濃度を調整してくださいね。
また、この担々麺はあまり辛くありません。辛いのが好きな方はお好みで豆板醤等を加えても良いと思います。
ピーナッツバター担々麺、超おすすめです。
今回も美味しくできました。
是非試してみてください。
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