タモリレシピ実践録

タモリさんがテレビ番組等で紹介した料理を作ります。

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茄子とトマトの胡麻和え 〜佐野風〜

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今回のタモリレシピは「茄子とトマトの胡麻和え 〜佐野風〜」。

 

 

 

「佐野風」と急に言われてもなんのこっちゃ、という感じですよね(笑)

 

これは番組の演出上タモリさんが付けた料理名で、特にレシピ上の意味はありません。

 

 

このレシピはタモリ倶楽部で紹介されたもの。

タモリさんが佐野のスーパー銭湯で働く料理人に扮して小話を入れながら料理を作っていたのでこの名前が付いています。

 

 

名前はふざけた感じですが、この胡麻だれが美味しいんです。

他の食材にも応用が効きそうなレシピです。

 

 

 【原典】

タモリ倶楽部 2004/9/3放送 好きです!シャキシャキ 八百屋さんで呑む!!

 

前述の通り、八百屋さんの軒先でタモリさんが野菜を使った料理を作り、皆で楽しむというコンセプト。

 

 

【材料】2人分

茄子    2本
トマト   1個
ごまだれ  大さじ2
ポン酢   大さじ1
すりごま  5g

 

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味付けに関してですが、ごまだれにすりごまを加えることによってごまの風味が強化されます。

また、ポン酢によってさらに酸味が加わるので複雑な味わいに。

 

 

タモリさんのレシピをこれまで40種類近く作ってきて気付いたのですが、タモリレシピの味付けの真髄は「類似する調味料の組み合わせによる味の深み」にあるのではないかと。

 

例えばだしを使う場合も、タモリさんはかつおだしに加えて「いりこだし」と「昆布だし」を加える事があります。

 

また、ポン酢バルサミコ酢レモンを混ぜて調味料とするレシピもありました。

これは同じ酸味でも微妙に違う味が組み合わさることによる相乗効果を狙っているのではないかと。

 

 

このような組み合わせの妙味が凄いなと思うわけです。

 

 

【手順】

1. 茄子、トマトに切れ込みを入れる

茄子は↓の写真のように、細かい切れ込みを入れます。こうしておくと茹でた時に火が入りやすいし、調味料が絡みやすくなります。

 

また、トマトはお尻の部分に十字に軽く切れ込みを入れます。こうしておく事で湯むきした際に簡単に皮が剥けます。

 

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2. 調味料を混ぜる

ごまだれ、ポン酢、すりごまを混ぜます。

 

ポン酢が入っているので少々シャバシャバした感じになります。

 

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3. 茄子とトマトを湯通ししてカットする

茹で時間は1分くらいで十分です。あまり長い間茹でると歯ごたえが無くなってしまうので。

トマトは湯通ししたら皮を剥きます。

 

その後、茄子、トマトともに一口大の大きさに切ります。

 

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4. 調味料をかけて完成

茄子とトマトを皿に盛り付け、調味料を上からかければ完成。

 

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これ、本当に美味しいです。

 

ごまの風味とポン酢の塩気・酸味が茄子とトマトにとてもよく合う。

 

 

ちなみに、このたれの美味しさはタモリさんもかなりお気に入りのようで、冷やし中華のたれとして他の番組でも登場しています。

 

 

今回も美味しくできました。

ぜひ試してみてください。

 

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